椎間板ヘルニアの診断と治療
椎間板ヘルニアの診断
診断は病院での画像診断になります。
X線検査
まずレントゲンを撮り、椎骨と椎骨の間が狭くなっていれば、「椎間板ヘルニアかもしれない」と診断されます。レントゲンでは、椎間板は写らないので、あくまでも予測の範疇ということになります。
MRI検査
しばらくしても強い痛みが続くようであれば、MRI検査を行い、ヘルニアが確認されれば「椎間板ヘルニア」と診断されることになります。
MRIの普及とともに、椎間板ヘルニア患者が増えているような気がします。10年前はMRIは少なくて、よほどの激痛でないとMRI検査はしなかったのではないでしょうか。
椎間板ヘルニアの治療
病院での治療と、整体、カイロプラクティック、鍼などの民間療法があります。
鎮痛剤とシッブと安静という保存療法
病院では、まず、「鎮痛剤を飲んでシップを貼って安静にしてください」という保存療法を指示されます。自然治癒を待つということです。
シップは人畜無害ですが、鎮痛薬には胃潰瘍になりやすいという副作用もあります。(成分的なことなので、座薬であろうが同じです)
また、欧米の研究では、安静にしているよりは、できる範囲で動いているほうが回復が早いというデータがあります。
鎮痛剤も安静も血液循環は悪くなるので、自然治癒には逆行しています。
我慢できる範囲なら、鎮痛剤は飲まず、動いているのが回復の早道です。
牽引治療
病院に通院したり、入院したりすると、牽引治療を受けますが、欧米の研究データでは牽引による治療効果は全く認められていません。
逆に、牽引治療で痛みが強くなったという話はよく聞きます。
イギリスでは、牽引の危険性から、医療ガイドラインでは牽引をすべきでないとされているそうです。
理学療法
病院への通院では、理学療法というものを受けます。高周波、低周波電磁治療、温熱治療、超音波治療などです。
理学療法についても、欧米の研究では、「してもしなくても同じレベル」と結論されています。
実際、理学療法で治ったという話は聞いたことがありません。
ブロック注射
シップ、鎮痛剤、安静、理学療法という保存療法で一定期間治療しても、強い痛みがとれない場合は、ブロック注射ということになります。ブロック注射には、硬膜外ブロック注射と神経根ブロック注射があり、ステロイド剤と局所麻酔剤を注射します。
ブロック注射についても、欧米の医療ガイドラインは疑問視していますが、一時的な一定の効果も認めています。
多くの方には効果がなくても、一部の方には効果がある場合もあるからです。
しかし、根本治療ではない対症療法で、リスクもあるので、できれば受けないことが好ましいと思います。
手術
保存療法やブロック注射でも効果が出ない場合は手術を勧められます。椎間板ヘルニアの手術には、一般的なラブ法や、レーザー手術、内視鏡ヘルニア摘出手術などがありますが、症状に合わせて選択されます。
欧米の研究では、保存療法も手術も4年後の状態は同じという結果がでているため、手術を勧めない医師もいます。ただ、4年待つことができず、手術に踏み切る方も多いのが現状です。
手術により痛みがなくなるのなら、「やはり痛みの原因はヘルニアだったのか!」と思いがちですが、異を唱える説もあります。それは、全身麻酔により、筋肉と脳がリセットされるため痛みがなくなるのだという説です。理屈は通っており、今後の検証が必要だと思います。
手術もまた対症療法であり、根本治療ではないので、再発も多く、リスクも伴うので、できれば避けたいところです。
その場合は、保険外の民間治療という選択肢になります。
民間療法
手術はしたくないという気持ちで選ぶ民間療法の代表は、鍼、整体、カイロプラクティックなどです。
欧米の医療ガイドラインでは、カイロプラクティックやオステオパシーなどのマニュピレーションで椎間板ヘルニアの痛みが治る根拠はないとしています。しかし、現実は治っているという結果も認めています。
筋肉を正常にし、骨格を正し、神経の流れをよくするという整体やカイロプラクティックは、現代医療よりははるかに根本治療に近いような気がします。
医師はよく「カイロプラクティックは危険だから受けるな!」と言うようですが、アメリカの研究ではカイロプラクティックの事故は226万8千回に1回の確率だそうです。医療事故とは比べ物にならない低さだと思います。

くぼ整体の施術
当院では、整体術で骨盤、骨格の歪みを正し、緊張した筋肉を緩め、椎間板ヘルニアの痛みを改善します。ボキボキしない安全な整体は痛みの心配はありません。
欧米の医療ガイドラインでは、椎間板ヘルニアはほっておいても自然治癒する疾患だが、患者の心理社会的要因が改善には大きく影響すると考えられています。
つまり、椎間板ヘルニアの痛みには、ストレスが大きく影響するという というのが医療先進国の考えです。
大阪茨木くぼ整体では、ストレスを浄化し、再発しにくい、根本治療をめざします。
ただし、まれに本当にヘルニアが原因である場合もあります。このような場合は施術効果のない場合もあります。
このような方には、初回~2回目の施術でその旨申し上げます。当院では患者さんに過度の期待を持たせ、患者さんを抱え込むということはいたしません。
2009年04月01日
